いなふのブログ

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それっぽいタイトルを考えて、星新一の【ショート・ショート】の冒頭部分を作ってみたい~パート2

空想中年のいなふです。

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いなふはよくボ~っとしています。

別に何も考えていない訳ではないのですが、気が付いたら結構時間がたっていたりします。

大抵そんな時は『妄想』や『空想』をしています。

あれがこうだったら、それがこうなったら面白いんじゃないかとか(*^▽^*)

 

いい年こいて何をやっているんだ!

と、思うことがありますが、自分が少年だった頃からの『クセ』みたいなものです。

以前にも記事にしたのですが、いなふは『星新一』が好きなのです。

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星 新一(ほし しんいち、本名:星 親一1926年大正15年)9月6日 - 1997年平成9年)12月30日)は、日本小説家SF作家

星新一 - Wikipedia

星新一や小松左京、手塚治虫や藤子・F・不二雄などのSF作家全般に好きなのです。

そしてタイトルでも言いましたが、『それっぽいタイトルを考えて、星新一の【ショート・ショート】の冒頭部分を作ってみたい』衝動が不意に現れます( ̄▽ ̄)

 

今回も即興で冒頭部分を作ってみたいと思います!

 

 

入れないコンビニ

男「ふう~取り合えず一息ついたな」

全く、失敗したな。荷物をもう少し少なくすればよかった。

わかってはいるのだが引っ越しの時はいつも余計な物まで持ってきてしまう。

自分にとっては断捨離がなかなか難しい。どうしても、

(まだ使うかもしれない)

と、思ってしまって捨てずに引っ越し先まで持ってきてしまう。

転勤が多い仕事柄なのに、いい加減に学べと自分に言いたい。

これで奥さんでもいれば助かるのだが・・・仕事柄出会いも少ない。

「・・・なんだか凄く腹が減ったな」

引っ越したばかりで食料は何も持ってきていない。と言うか今日は朝から何も食べていない。大げさだが餓死寸前の気分だ。

しかも結構遅い時間だ。

・・今日は近くのコンビニで済ませよう。

 

土地勘はないが、今のご時世コンビニなんてどこにでもある。

ちょいと外に出て周りを見渡せばすぐに見つかるはずだ。

・・・ほらな、コンビニ発見。

ざっとここから歩いて数十メートルだ。

何を食おうか考えつく前にコンビニの前に着いてしまった。

まぁ中に入って考えるか・・・・・?

 

・・・何かおかしい。

・・・このコンビニ、『入り口』はどこだ?

一面ガラス張りだが、入り口らしきものは見当たらない。自動ドアと言うわけでもない。

普通にドアがあっていい場所には取っ手の様な物も無く、ガラスが貼ってあるだけ。

外から見ても一見普通のコンビニだ。

レジも見える。雑誌コーナーも見える。少年ジャンプも今週号だ。出来たてなのだろうか、カウンター横のホットスナックコーナーから湯気が上がっている。

しかし、店員や客の姿は見えない。

 

ぐ~~~

 

それにしても腹が減った。餓死寸前が冗談ではなくなってきた。

きっと裏だ!裏に入り口があるはずだ!

と、勢いよく裏に周ってみたが入り口は無い。

 

・・どういうことだ!?

何故入り口が無い!

正面に戻ってみたがやはりガラスが貼ってあるだけ。

入り口があるであろう場所のガラスをグイグイと押してみたが、本当に何も無い。

ただ自分の手垢が付くだけだ。

・・いい加減イライラしてきた。

少しガラスを叩いてみよう。店の奥に店員がいるかもしれない。

叩こうと思ったその瞬間、ふとレジ横の『おでんコーナー』に違和感を感じた。

 

Now Loading

自分の背中は肉眼では決して見ることは出来ない。

鏡越しで確認することは出来るが、ふと思ってしまう。

その背中は本当にあるのだろうかと。

背中だけではない。

人間の視野の範囲は左右で最大で180度だ。こう考えたらもっと恐ろしい・・。

もしかしたら肉眼で確認できない部分は存在しないのだろうか・・・と。

 

自分・・いや、人類は何か・・・・人知を超えた何者かによって監視されているのだとしたら!

人が鏡を確認する瞬間に何かの装置が作動し、背中を見させているのかもしれない。

見させている真意は理解できないが、きっと何か意味があるに違いない。

こんなこと言ってるオレは頭がおかしいと思うだろうが、こう思ったのにはキッカケがあるからだ。

キッカケと言うか・・こう思ったのは根拠があるからだ。

 

ある日オレはデートに着ていくための服を選んでいた。

数か月、彼女にアピールし続けやっと念願かなって初デートにこじつけた大事なデートだ。

 

そんな理由で服を選んでいたのだが・・・ふとした瞬間見てしまったのだ。

 

前はバッチリ決まっている。

後ろはどうかな・・・?

と、全身鏡で確認しようとした時に鏡が・・・真っ暗だったのだ。

 

一瞬、気のせいかと思ったが、真っ暗なのだ。

しかしよく見ると隅の方に何か文字の様な物が見える。

瞬きをした瞬間、元の鏡に戻り自分の後ろ姿が映ったのだが・・・

その文字の事は一瞬だったが目に焼き付いてしまった。

文字はこう書かれていた・・。

 

 

 

『Now Loading』

 

これ、シリーズ化しよう!

ã¹ãã¼ã  ãã³ã¯, å¸, ã¯ã­ãã¯, æè¨å¸, ãã¡ã³ã¿ã¸ã¼

定期的に『星新一の【ショート・ショート】の冒頭部分を作ってみたい衝動』に駆られてしまうので、このシリーズもちょいちょい記事にしたいと思います(^-^)

 

時間があったらそんな妄想や空想にふけっているので、もっと面白いものが出来るといいな(´∀`)アハハ

 

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今日はおしまい!

 

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