【伊藤潤二の世界】~富江編
伊藤潤二と言う漫画家を知っていますか??
どんな漫画家と言うと『怪奇漫画家』です。
伊藤 潤二(いとう じゅんじ、1963年[2]7月31日 - )は、日本の漫画家。岐阜県生まれ[2]、千葉県在住[3]。代表作は『富江』シリーズ、『うずまき』、『首吊り気球』、『ミミの怪談』など。映像化された作品も多い。
いなふは伊藤潤二作品が大好きなのです(*^▽^*)
通称、潤二作品に様々な個性のある人物が登場します。
いなふのお気に入りは、なんと言っても『淵さん』! ↓
なんて強烈な顔立ち!
淵さんはこれでも『ファッションモデル』なんだよ!
『淵さん』の事はまたの機会に( ;∀;)
今回は人気シリーズの【富江】についてでーす('◇')ゞ
魔性の女【富江】
富江とは?
川上富江は、長い黒髪、妖しげな目つき、左目の泣きぼくろが印象的な、絶世の美貌を持った少女。性格は傲慢で身勝手、自身の美貌を鼻にかけ、言い寄る男たちを女王様気取りで下僕のようにあしらう。だが、その魔性とも言える魅力を目にした男たちは皆、魅せられてゆく。
やがて、富江に恋する男たちは例外無く彼女に異常な殺意を抱き始める。ある者は富江を他の男に渡さず自分が独占したいため、ある者は富江の高慢な性格に挑発され、ある者は富江の存在の恐怖に駆られ、彼女を殺害する。
しかし、富江は死なない。何度殺害されても甦る。身体をバラバラに切り刻もうものなら、その肉片1つ1つが再生し、それぞれ死亡前と同じ風貌と人格を備えた別々の富江となる。たとえ細胞の1個からでも、血液の1滴からでも甦り、富江は無数に増殖してゆく。そして、その富江たちがそれぞれ、男たちの心を狂わせてゆく。
これは、そんな魔の美少女・富江と彼女に関わることによって人生を誤る男たち、そして彼らを取り巻く人々の人間模様を描いた物語である。
はい、もうね美人!いや『圧倒的美人』!
そして性格は超わがまま&身勝手&傲慢!トリプルコンボで逆に普通に見えるくらい( ;∀;)
笑うときは「ほほほ!」と高笑い!
でもちゃんと手を抑えて笑うから上品なの(*^_^*)
めちゃくちゃモテるんだけど男は全て下僕扱いで、自分が常に優位の立場じゃなきゃ気が済まない『極悪な性格』。
でもそんな富江に男たちは魅せられていきます。
歴史上の魔性の女で有名な西太后やエリザベート・バートリも「うわぁ・・まじ引くわ・・・。」くらい富江は魔性の女( ゚Д゚)
殺人衝動を抑えられない!
富江に魅了された哀れな男たちは、どんどん独占欲が強くなっていきます。
そして気持ちはやがて狂気に変わり、いつしか『富江を殺したい』と思うようになり、その衝動を抑えられなくなっていきます。
よく愛が狂気に変わるとは言いますが、富江に関しては日常茶飯事!関わった男たちは、み~んなオカシクなっちゃう(´∀`)アハハ
子供からお爺ちゃんまで年齢にかかわらず富江に魅せられていきます。
多分、富江に出てくる男たちは富江に対する独占欲が強すぎるので、殺害しなければ欲望や渇望を満たせないんじゃないかと思います。
男たち「くくく・・これで僕だけの富江だよ・・・。」
みたいにすぐ、狂気に走ってしまう。
・・・どんだけイイ女なんだ?富江( ゚Д゚)
プラナリア富江
そしてなんだかんだで富江はだいたい殺されて細切れになります(´;ω;`)ウッ
しばらくするとその細切れになった『富江』がそこから『増殖』します。
たとえば少しの肉片や血の一滴、そこからまた新たな『富江』が誕生します。
まるで『プラナリア』やないかい!
プラナリア(英: Planaria)は、扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物の総称。プラナリアの再生能力はいちじるしく、ナミウズムシの場合は前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前部の切り口から頭部、後部の切り口から尾部が再生される。
- 頭に切れ込みを入れて3等分にすれば、3つの頭を持つプラナリアに再生する。
- ある学者がメスを使い100を超える断片になるまで滅多切りにしたが、その全片が再生して100を超えるプラナリアが再生したという逸話がある[1]。
最初は「増えるワカメかよっ!」って思ったけど、増えるワカメは水分を吸って体積が大きくなるだけなのだ(*^_^*)
富江は100のパーツにされたら100人富江が誕生する不思議構造。
そして100富江はそれぞれ意思を持っているので、さぁ大変!
まさに『プラナリア』だね(^^♪
ときには異形の化け物になります。
細切れにされた富江は、ときには異形な化け物になったりします。
多分、細切れにされたパーツ同士が変なくっつき方をしたんだと思います(´ー`)
また富江は色んな物に融合します。
例えばカーペットやお酒を作る時の『もろみ』も富江になっちゃう。
人体の性質を超えたオーバースペックびっくり人間、それが『富江』(^-^)ニッコリ
伊藤潤二の世界
ホラー漫画家でもあるが、笑いの要素をうまく漫画に取り入れているのが、実に面白い!
ホラー漫画界の巨匠、『楳図かずお』の漫画も要所に笑いを取り入れている作品をよくみます。
なので『ホラーと笑いは紙一重』なのだと私は思うのです(*^-^*)
伊藤潤二作品には魅力的なキャラは富江以外にもたくさんいます。
お気に入りの『淵さん』の他にも、『双一』や『押切』や『七癖曲美』、各シリーズ全てが奇妙でとても魅力のあるキャラクターです( ;∀;)
潤二作品は実写映画やアニメにもなっています!ちょっとでも興味がわいたら見てみて下さい。
富江は本当に美人ですよ・・・・( ̄▽ ̄)ニヤリ
スポンサーリンク
漫画関連の過去記事です! ↓
はい!今日はおしまい!